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zoom RSS PSY・Sのアルバムレビュー(その7−1)

<<   作成日時 : 2005/08/26 23:09   >>

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 「TWO HEARTS」を出した後、PSY・Sはオリジナルアルバム「HOLIDAY」をリリースします。ここで、新たな試みを行います。それは”Personal Pre-Dubbing方式”というものです。
 DAT(今見ると、非常に時代を感じて懐かしいですね(笑))を使って行うんですが、その方法は・・・?
 それは、松浦さんがインタビューで語っています・・・(長いので、何回かに分けて載せます)。


−7作目となる今作では、曲調、サウンドなど、今までの斬新な切り口とはまた違うトーンを感じさせられたんです。ベストアルバム「TWO HEARTS」を境に、第2期に突入したことも併せて、心境の変化のようなものはありましたか?
松浦◇ベスト盤が終わった後、シングル(「あさ〜from day to day」)を先に1枚作ったあたりから、アップものじゃなく、ミディアムものにしようという、漠然としたイメージで、レコーディングはスタートしたんです。自分の昔作った曲、それもデビューアルバム以前のデモテープとかを聴いたりしているうちに、ふと気がついたことがあったんですよ。懐かしいとも、面白いとも、何とも言葉で言い表せない不思議な感覚に襲われたっていうか。
 今まで僕は、限りなく斬新なものを作るというテーマ以外で、音楽を作ったことがなかったのね。自分で考えうる、最も斬新な切り口をもとに音楽を作るというのが、僕のずっとやり続けてきたことなんです。自分にとって、もっとも斬新なテーマを引き出すための方法論は、昨日までの自分を全部否定してみればいい。そうすると、自分が今までやったものを全部否定するわけだから、これから自分で作るものしか、成り立たない。自分が今分かっているものの中でも、肯定できるものはないんです。そういう風にすることが、最も斬新にする1つのやり方で、自分を限りなくラジカルにすることができるんですね。だから、作った矢先に、前に作ったものを、結構いとも簡単に否定してしまうのが、良きにつけ悪しきにつけ、僕の今までのやり方だったわけ。
 ところが、それらを今聴いてみると、斬新さが消えたとかそういう事じゃなくて、それとは何か別の生命力も聞こえてくるんですよ。以前だと、なんだ、これっていってたのが、懐かしいとも、笑えるとも何ともいえないような、かわいらしさがあるというか(笑)。自分が前に作った曲に対して、そういう風に思ったのは、僕は初めてなんです。
 多分、それは時間の問題とかもあると思うんですね。つまり、前に作ったものを回顧する一番早いタイミングは、次のアルバムをレコーディングするときなんです。前のアルバムはどうだったかというのを、一番早く冷静に判断できる。それより前になると、たとえばツアーをやってたりとかで、なかなか冷静に振り返るのは難しくて、見えづらい所があるんですよ。で、どんどんアルバムを作っていくと、そういうペースで物事を振り返る習慣がついてしまっているのね。でも、今回はたまたまベスト盤とか、いろんな流れがあったために、そのタイミングがいつもと違っていて、初めてそこまで遡ったら、もはやその時に感じていた意味とは、違う意味合いみたいなものが発生していたんです。よくいえば、熟成なのかもしれないけど、変な言い方をすれば、発酵してるというのかな。初めてチャカと一緒に1曲目を作ったのは、デビュー前から数えると多分10年近く経ってるんですよ。確か、僕が20歳の時だから。10年目にしてやっと、自分の作ったものに、評価できる部分を見出せたっていう感じですね。

−今作のテーマが、「心のリラグぜーション」ということですけど。
松浦◇緊張して聴いたりする音楽じゃなくて、リラックスして聴く音楽はどういう音楽かって言われたときに、チャカはチャカなりに、僕は僕なりに思い当たるものが、多分昔からあったと思うんですよね。チャカの例で言うと、”引力実験室”も、その1つの表現だと思うし、僕ならゴンチチのアレンジをするときが、そうなのかもしれない。で、そういう同じテーマでまとまる自信が今まではなかったんだけど、ベスト盤以降の流れで、ひょっとしたらまとまるかなと初めて思えて、今回やってみたわけなんです。

−初の試みである、松浦さんの”Personal Pre-Dubbing方式”について教えてください。
松浦◇それも、いろんな流れがあるんですよ。まず1つには、「ATLAS」の後、非常に音楽的にクオリティの高い状態を、ライブでも保てるようになったこと。つまり、レコードの世界とは違う生命力を、ライブの中で作れるようになってきたんですね。一番最初にやった取り組みとしては、そのバンドのメンバーでレコーディングする、それが「SIGNAL」だったわけ。でも、まだメンバーの個性を生かし切れてないように感じていたんです。リハーサルで実際に曲を演奏し出す前に、音像や音質とかをチェックするため、楽器を持っている人って、何か音を鳴らすでしょう。例えば、ドラマーだったら、適当に叩いてみたりとか。そういうときに、一応彼らもプロですから、朝礼の時の校長先生みたいにマイクをポンポン叩くとかサ(笑)。そういうことはしないわけで、それなりに音楽的な表現をやっぱりするんですよ。その時にやっているフレーズが凄く良くて、その人達のキャラクターを如実に表している感じがするのね。え、そういうテイストが、PSY・Sの音楽の中で生かされているかっていうと、どうも生かされてないなと思ったんです。曲は自分が書いているけど、どういうものをダビングしたりするのかは、その人なりに決められるわけだから、結構バリエーションは考えられるはずなのに、わりと一様に、似たような所で落ち着くのは何故かということをいろいろ考えてみたんですね。
 まず、そこで思いついたのが、レコーディングスタジオが一番良くない環境だということ。レコーディングスタジオっていうのは、決められた結論を見出すための、決められたスペースなんです。あえてはっきり言いますけど、今の東京都内にある95%のスタジオは、全くクリエイティビティな何かを感じさせてくれないスタジオなんですよ、僕にとっては。これはね、スタジオを経営する人たちや、運営する人たちに、是非反省してもらいたいポイントなんだけど、そういうところでいい音楽は、絶対生まれません。つまり、僕らのスケジュールと合うからっていうこと以外に、そのスタジオを自ら望んで使いたいというような必然性が何もないんですよね。「SSLと48があるから、そこでいいんじゃない」という感じの話になってしまう。こういうところに行って、バンドのメンバーとあ〜だこ〜だ言っても、それなりの結論しか出せないんですよ。自分のスタジオでは、非常に特殊なやり方で音楽を作っているにもかかわらず、最終的な段階の所で、変なつじつま合わせをしているのが、僕は嫌になってきたんです。
 また、このスタジオは部屋の鳴りがいいから使うとか、よく言うじゃない?でも、そんなこと言ったら、西海岸やヨーロッパの一部のスタジオとかの方が、日本にはおよびもつかないような部屋の鳴りをすることを、僕らも知っているわけでしょう。でも、また海外に出たら出たで、その厄介さもあるから、うまく行かないことも出てくるわけ。それなら、もっと音のテイストをうまく引き出せる他の方法はないのかなと思ったのね。
 最初に考えたのは、外録(野外録音)の録音車ってあるじゃない?マルチとか卓を積んである車。それを借りてメンバーの家へ行って、その家の前とかに横付けする。で、今からテープ出すゾー、ダビングしようとか言って(笑)、家で演奏させる方法。ベンツのバンかなんかを改造した、結構いい録音車が見つかったんだけど、駐車禁止をどうするか、僕の家は車が入れるスペースがないゾ、幡ヶ谷の商店街にどうやって車を停めるんだとか(笑)、そういう物理的な問題がいろいろメンバーから出てきちゃって、これはちょっと無理だなとあきらめざるを得なかったんです。
 次に思いついたのが、DATでやる方法。SONYにお願いして、メンバー頭数分のDATを借りたんですよ。DATに付いているステレオワンポイントマイクで、どこでもいいから好き勝手に録音してと、メンバーに渡したんです。自分で演奏したものなら、バンドのメンバーと一緒にやってもいいし、バンドのメンバーじゃない人とやってもいい。ただし、バリ島に行って、ケチャとかを録音してきて、後で旅費出せとか、そういうのはダメだよって言ってたんだけど(笑)。8月のアタマぐらいに、そのDATを回収したところ、、凄く自分のクリアな部分が入っている人と、そうじゃないタイプの人がいるから、一概には言えないんですけど、結構面白いテープができていたんです。で、まさにそうだったかは僕もちょっと分からないけど、少なくとも、僕がリハーサルの時に聴く、演奏が始まる前のサウンドチェックに非常に近いものを感じて、これは使えるなと思ったんですね。


 さて、その効果はどうだったのか?
 ・・・続きます。

 Another side story
・松浦さんが語ったニュートンスタジオ

 ニュートンスタジオは、元々は東祥高さんのパーソナルスタジオとしてスタートしているんです。僕が大学に入った頃、友達の紹介で初めてそのスタジオに行ったんですけど、そのときにあったのは、通称タンスと呼ばれるシステム700。ローランドのパッチ式のアナログシンセね。それと入り立てのシーケンシャルサーキットのプロフィット5と、ローランドのシーケンサーMC-8。それ以外にもいくつかシンセはあったけど、その頃から僕は入り浸るようになるんですよ。
 それから、しばらくして、引っ越しするんですけど、僕は1回ニュートンスタジオから脱落するんです。ちょうどパンクの頃で、半年間くらい、僕はパンクバンドにうつつを抜かしてた(笑)。それはそれで結構楽しかったんですけど、しばらくニュートンスタジオに行ってないんですよ。だから、トンさんが、東さんはトンさんって呼ばれているんですけど、「あのとき松浦は、引越を手伝わなかった」と未だに言われるんです(笑)。ちなみに、引っ越ししてから、名前がニュートンスタジオになったんですよね。それまでは東さんのトンを取って、トン・スタジオっていう名前だったの。
 引っ越ししてからは、MC-8、システム700やプロフィット5以外だと、ミニムーグ、アープのオデッセイとかが揃っていましたね。オーバーハイム4Voiceもあって、僕が今ライブで使っているのは後で買い直したものだから、これとは違うんだけど。あと、CPとか、ローズもあったな。
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