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zoom RSS PSY・Sのアルバムレビュー(その9−1)

<<   作成日時 : 2005/09/05 21:50   >>

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 実質的にはこれがオリジナルとしては最後のアルバムとなりましたが、この時はそんな雰囲気は微塵も感じられず、まだまだ次の展開があるだろうと思っていました。
 しかし、聴くうちに隙がないことに気がつき、「もしかしたら、これがある意味PSY・Sの完成形かも・・・」と思うようになりました。
 この後にライヴがあって、この頃忙しかったんですが、行きたいなと思っていたところへ阪神大震災が起こってそれどころではなくなり、「また次の機会にライヴはあるだろ・・・」と思って行くのを止めたんですが、結局ライヴが行われることなく、解散してしまいました。
 「あの時、無理にでもライヴに行くべきだったなあ・・・」と今でも後悔しています。
 まずは松浦さんのインタビュー記事を・・・


−様々な音楽制作ツールの中から松浦さんが選んでいるシーケンスシステムは、Macintosh Quadra700とDigital Parformer
松浦◇Logicとか他のソフトもいろいろチェックしていますが、慣れているのでDigital Parformer Ver1.4を使ってステップで打ち込んでいます。今回のアルバムのドラムなんて100%ステップですよ。ハードディスクレコーディングに関しては、スタジオに入ってからはPCM-3348ではできない事、例えばタイムコンプレッションなどする時に使ったりもしますが、膨大なデータを編集する優秀なサンプラーとして使う事の方が多いです。しかし僕はMacintoshで作ったデータをMacintoshよりもEIIIxpで扱った方が楽なんです。Sample CellみたいにMacintoshの中に入れる作業には、まだ電源やノイズ対策の面で不満があるんです。
−この部屋には、そんなクオリティの高い音を求める松浦さんのポリシーが至る所に見られる。スタジオとして設計されたわけではないからこそ、細かな部分に注意して音質を改善すべきだという。驚くべき事に、ここにはスタジオを象徴する大きなコンソールもMTRもないのだ。
松浦◇どうしてもミキサーを部屋の中心にしたくなかったんです。ミキサーをそこに置くだけで音が3割以上悪くなると思うんですよ。モニターの反射が悪くなるし、3m以上のケーブルを何本も這わさなくてはならなくなるから。パッチベイを使ってはいけないとか、電源の位相を揃えないといけないということを、僕はマスタリングルームで勉強しました。教えてはくれないけれども、勝手に盗んで(笑)。
−パッチベイを使用せず、まだ日本に1台しかないというわずか4Uサイズのミキサー、SPECK ELECTRONICSのXtramixに直接音源を立ち上げているため、曲ごとに後ろに回って配線を変えなければならない。しかしあくまでもここは音楽を作る場所であり、面倒だと思われる作業の1つ1つがその過程であり、必要なことだと言う。
松浦◇音楽を、アイディアがあってそれをアレンジする作業で作っていくんじゃなくて、昨日作り上げたものを根こそぎ駄目にする勇気がなくてはスリリングじゃないんですよ。曲作りとは、全ての行為がエネルギーを音楽に対して照射し続ける作業なんです。例えば今のハウスって確かに面白いんだけども、そのコアな部分がいかに壊されずに完成できるかにあまりにも注目しすぎていて、その途中で起こるはずのダイナミックなメタモルフォーゼが起こっていない。そこが何か面白くないんです。それを僕はもう1度やりたいと思っているんです。今回のアルバムでも、制作途中で今までのPSY・Sと相対化できる部分は全部没にしています。自分でこれはPSY・Sらしいと思えなくてもその過程で面白いものとか、袋小路にはまっても何かこだわる部分を延々やり続けたんですよ。制作期間が長かったのもそのせいです。
−そんあ紆余曲折を経て作られたPSY・Sの新作は、かつての不思議にざらついた心地良い手探りをあえて捨て、透明度の高いリアルな感触を持つアルバムに仕上がっている。それはドナルドフェイゲンの仕事で知られるスコットハウによりPCM-9000で20ビットマスタリングされたことも大きいようだ。従来の16ビットマスタリングとの違いについて尋ねると、ようやくデジタルでアナログ盤の醸し出していた味を出す作業を積極的にできるようになった点が一番の魅力であり、高域の伸びが全く違ってきてシンセサイザーがシンセサイザーらしく表現できると語ってくれた。
 このアルバムの持つリアル感を演出しているのは何もマスタリングだけではない。長年にわたって蓄積されてきた膨大なサンプルライブラリーも一役買っている。
松浦◇PROTEUSが発売されても未だにEIIIxpを使っているのは、欲しい音があるからです。ファクトリーを使っている人にとってはEIIIはもはや価値のないものだと思うけれども、Lightwareのライブラリー(INVISION製)にはまっている僕は他のサンプラーには行けない。例えばLightwareの優秀な音としてピアノが挙げられるんですが、ステレオのBOSENDORFERで、弱いタッチでも芳香な質感を持っているんですよ。それからミロスラフヴィトウスのライブラリーなんかは使いにくいんだけれども、今までのストリングスのサンプルって簡単なオブリガードしか使えないでしょ。そこから抜け出ることができる。自分のストリングスカルテットを持っている感じですね。
−松浦さんの音楽と対峙する方法はやはりコンピューターを介した、まるで人工透析のようないびつな音楽の作り方だと笑って答えてくれた。ハウスの世界のみならずそのような独自の方法論を持ったミュージシャン達が世界的に認知され始めている。だが松浦さんの世界に対するスタンスは彼らとは多少違うようだ。
松浦◇世界に出て行くことはすごくいいことだと思いますよ。でも僕は今のスタンスで世界と分かり合う方法を考えています。音楽だけじゃなくてCD-ROMを出すのもその1つだと思う。例えばToolXをもうすぐアメリカで出すんですけど、販売がOPCODEなんですよ。あそこは自分たちで1本筋の通ったものを作っているんですから、おもちゃを出す必要がないんだけど。でもそんな面白さを理解してもらえたら嬉しいですね。暴言かもしれませんが、これも自分たちの発想やアイディアが世界的に認められたんだと思います、今回もアルバムをCD-ROMで出すことも考えましたが、現在の状況だと定価に響いちゃうんですよ。まだシステムの問題が大きくて。
−孤軍奮闘する松浦さんの発想と現実の狭間はまだまだ広そうだ。しかしコンピューターの一般化により何かが変わり始めているのは間違いない。今まで音楽を作ってきた人たちとは違う人たちがやろうとする音楽は、素っ頓狂でいい意味でも悪い意味でもダイナミズムを感じるとも語る松浦さん。そんな彼らと共により面白い音楽、面白い時代を作ってくれるだろう。

使用ハードウェア:Mac,Indy,Promaster20,Xtramix,EIIIxp Turbo,Vintagekeys plus,Wavestation A/D,ObieRack,JD-800,SDE-330,SRV-330,M1R,D-550,DT-1Pro,MIDI Mixer 7s,MIDI Time PieceII
使用ソフトウェア:Digital Performer,Super Jam,Sound DesignerII,L1,Q10,Disc-to-Disk,Invision Light Were,Miroslav Vitous Symphonic Orchestra Samples
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